夕張市は昔、炭鉱・石炭により栄えていた地域なのですが、時代の変化とともに、高額の借金を背負い財政破産に陥った自治体です。現在、財政再建団体となり、いろいろと方法を模索していますが、人口減少もあり、借金の返済は厳しい状況のようです。
平成19年と平成17年を比較すると、実に約42%という大幅な賃金カットです。
職員数も約55%減という凄まじさ・・・
給与が大幅に減らされたうえ、1人あたりの業務量も増加。
天国から地獄とは、まさにこのことですね。
※夕張市の人口は、住民基本台帳ベースです。
※平成19年4月より、一般職職員の給与月額を30%削減。
平成22年4月より、20%削減に改善。
※平成19年4月より、期末手当を2か月分削減(年間支給2.45月)
※平成21年12月より、期末手当の支給額を1か月分削減(年間支給3.15月)
※平成19年4月より役職加算を凍結。
※平成19年4月より特殊勤務手当を廃止。
※平成19年4月より管理職手当支給率を削減。
課長級は10%から2.5%、主幹職は10%から2.5%
平成23年資料(平成22年度人件費)によると、若干回復したという記述が見られます。
※平成22年4月より、技能労務職に該当する職員なし(平成25年度資料より)
公務員という安定した立場にも関わらず、このような賃金カット・・・
通常では、考えられないような事態です。
番組により公表された数字によると、
現在の市長さんは、給与の総支給が259,000円(課税対象額221,692円)
いろいろと控除され差引支給額、手取りが158,037円。
※手取りが低すぎる・・・、おそらく社保や源泉税のほか何らかの控除がある。
住居の半額負担?ほかに所得があって住民税が高いのか?
ボーナスは、2.45月で634,550円ですが・・・、
こちらは、カットされているか良く判らない、あったとしても色々と天引きされてどれ位の額になるやら。
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