◆Coal ふるさと納税と特産品
夕張市では、ふるさと納税の納税額によって、特産品が贈呈されるようです。
現在の特産品は、夕張メロン。
ふるさと納税は、確定申告により寄付金控除を受けられます。
これは、所得控除というもので、税額の計算の基礎となる金額が少なくなります。
要するに、
源泉税・復興税の納税額が少なくなるということです。
加えて、
住民税(1年遅れで徴収)が安くなるという特典があります。
ふるさと納税は、それなりの金額を寄付することになりますので、
納税額全体が安くなるわけではありません。
しかしながら、寄付という名目で払っているにも関わらず、それに近い金額の減税を受けられ、かつ特産品もゲットできる。
こういった点があるため、通常の寄付金とは大分違います。
※夕張市は、寄付金のクレジット払いが可能です。
クレジットカードを利用することで、
特産品だけでなくマイルやポイントをゲットすることが可能
です。
※住民税は、自分の居住している自治体へ納税します。
住民税は、クレジットカード払い出来る自治体と出来ない自治体があります。
クレカ対応していない自治体に居住している場合でも、
夕張市へのふるさと納税ならクレカ払いが可能です。
※平成28年9月時点。
◆Coal 夕張市にふるさと納税しよう!
ふるさと納税、確定申告、ワンストップ特例制度と聞くと、
難しいんじゃないか?ホントにお得なのか?確定申告とかどうするの?
こういった点を危惧される方もおられると思います。
しかしながらこの点は大丈夫です。
ワンストップ特例制度を使えば、確定申告の手間が省けます。
納税者にやさしい税制ですね!(大嘘)
※源泉税・復興税にかかる税額のことを考えると、基本
ワンストップ特例制度を使わないほうがお得です。
しかしながら、所詮は所得控除であり、手間も考えるとどっちが本当に得なのかは微妙なライン。
※ふるさと納税のワンストップ特例が使えるのは、寄付が5か所以下の方。
6ヶ所以上の特産品を狙う人などは、自分で確定申告してください。
ふるさと納税制度(夕張市へ)
https://www.city.yubari.lg.jp/contents/municipal/furusato/furusatomain.html
寄付(ふるさと納税)申込書
を印刷しよう。
郵便、FAX、電子メールにて、受け付けているとのこと。
※夕張市の上記URLページのほか、
申込書に、TEL/FAX番号、メールアドレスが記載されています。
※
要注意:寄附金税額控除に係る申告特例申請書をお忘れずに
http://www.soumu.go.jp/main_content/000351462.pdf
◆Coal ふるさと納税による減税額
いくら
寄付金を払うとどれだけの減税になるかというのは人によって違います。
理由は、所得や扶養の状況、保険料控除、課税される累進課税の税率、住宅ローン減税など、
さまざまな要素を総合的に考慮して、税額が算出されるためです。
ふるさと納税の減税額例(鳥取市より)
http://www.tottoricity-furusato.jp/index.php?view=4896
クレカ払い可能な5か所の自治体(1か所が夕張市)に10万円のふるさと納税した場合で、
鳥取市の計算例をそのまま利用しますと・・・
確定申告を行う場合の減税例
寄付金の支払い:−100,000円
ふるさと納税による減税:81,805円
そのほか:夕張メロン、特産品4つ、マイルやポイント
ワンストップ特例制度(申告代行)の減税例
寄付金の支払い:−100,000円
ふるさと納税による減税:79,734円
そのほか:夕張メロン、特産品4つ、マイルやポイント
どれだけ払うと、どれだけの減税を受けられるかは、その人の状況によって違います。
どんぶり勘定でいいので試算してみて、寄付する金額を決めましょう。
◆Coal ふるさと納税って本当に寄付金なの?
通常の寄付金は、支払ってもたいした減税を受けられないのに比べ、
ふるさと納税や政党寄付金は、寄付した金額の大部分が減税額となります(異常な額でなければ)
通常ですと、寄付金というのは困っている人を助けるもの。
そのほか、富の再分配のような意味合いがありますが・・・、
ふるさと納税は違います。
上手くやれば、寄付した金額の大部分が減税となりますし、
自治体によっては、高額の特産品が貰えたりします。
実体としては、本来の寄付金とだいぶかけ離れてしまっています。
◆Coal ふるさと納税における問題点について
人が都市部へ集中しすぎているため、
地方への再分配が必要だ!
住んでいる地域ではなく、
自分の生まれ故郷に納税しよう!
このような理由から、ふるさと納税は生まれました。
その結果が引き起こしたのは、
特産品を利用した税金の取り合いです。
極端な例ですが、つまるところ・・・
かなり大雑把な例ですが・・・、
10万円寄付してくれたら、8万円の減税と3万円の商品あげちゃうというもの。
このような、あり得ないことが成立するのには理由があります。
ふるさと納税を受ける自治体からすると
1.本来は貰えないはずの
税金10万円おいしいです!
2.8万円の減税の被害者は、別の自治体だからノーカン!
うちの自治体は無傷だから何も痛くないし。
3.
ふるさと納税集めるために、特産品がんばっちゃうよ!
つまるところ、こういう事です。
まあ、ふるさと納税は誰でも平等に使用する権利がありますからね?
こういった市民サービスは上手く使いこなしましょう。
夕張市へのふるさと納税なら、夕張メロンゲットなのです。
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